【フリーソフト】クラックツールの危険性

【スポンサーリンク】

カテゴリー別人気記事

皆様、こんばんは。

今回の投稿は、ソフトウェアの仕組みを不正に改ざんするクラックツールの危険性に関する投稿となります。

それでは今回の投稿にまいりましょう。

【スポンサーリンク】

はじめに

さて改めまして今回の投稿は、ソフトウェアの仕組みを不正に改ざんするクラックツールの危険性に関する投稿になります。

デスクトップ型パソコンにおいて圧倒的なシェアを有する「Windows OS」に関しては、有料版及び無料版を問わずに使用することができる膨大なソフトウェアが存在します。

そして「Windows OS」使用することができるソフトウェアの一部では、かつてクラックと呼ばれるソフトウェアの仕組みを不正に改ざんしてから、ソフトウェアを不正に使用するという行為が多く見受けられていました。

例えば「DVD」等の光学メディアに施されているコピープロテクトを解除してから、「DVD」等の光学メディアに保存されている動画及び音声データをパソコンに保存するリッピングソフトが一例といえます。

まずは以下の「DVDFab」というリッピングソフトのクラックに関する画像を参照してください。


<「DVDFab」というリッピングソフトのクラックに関する画像>

1、動画共有サイト

動画共有サイトに投稿されている「DVDFab」というリッピングソフトのクラック動画

2、検索サイト

インターネット上の検索サイトから「DVDFab」というリッピングソフトのクラックについて検索した際の画面


上記に記載する「DVDFab」というリッピングソフトのクラックに関する画像に関しては、2014年8月に取得した画像になりますが、当記事を記載する2016年12月の時点においても、リッピングソフトを始めとするソフトウェアの一部をクラックする行為に関する情報は、インターネット上に多く存在しているといえるでしょう。

そしてソフトウェアの仕組みを不正に改ざんして利用するクラックという行為は、日本の法律に反するだけではなく、最悪の場合は、お使いのパソコンに重大なセキュリティリスクを生じさせるという危険性があることを認識しなければいけません。

そこで今回の投稿では、ソフトウェアにおけるクラックツールの危険性について、再投稿という形式で記事を記載してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

【スポンサーリンク】

ソフトウェアにおけるクラックツールの危険性

【リッピングソフトにおけるクラックツールの危険性】

それではソフトウェアにおけるクラックツールの危険性について記載いたします。

まずはリッピングソフトにおけるクラックツールの危険性について記載します。

そこで以下の「DVDFab」というリッピングソフトにおけるクラックツールの画像を参照してください。


<「DVDFab」というリッピングソフトにおけるクラックツールに関する画像>

「DVDFab」というリッピングソフトのクラックツールを配布しているWebサイト画面


「DVDFab」は、「Fengtao Software Inc」という中国企業が提供するソフトウェアであり、「DVD」等の光学メディアに施されているコピープロテクトを解除してから、「DVD」等の光学メディアに保存されている動画及び音声データをパソコンに保存することができるリッピングソフトになります。

現在の日本の法律においては、「DVDFab」のように「DVD」等の光学メディアに施されているコピープロテクトを解除することができるリッピングソフトの使用は禁止されていますが、かつては「DVDFab」のようなリッピングソフトの試用期限を延長する目的として、「DVDFab」のようなリッピングソフトに関するクラックツールがインターネット上に多く存在していました。

そこで今回の投稿では、「DVDFab」を一例にして、リッピングソフトにおけるクラックツールの危険性を説明します。

まずは先に記載する「DVDFab」のクラックツールをダウンロードした画像を参照してください。

当ブログ管理人のパソコン環境に「DVDFab」のクラックツールをダウンロードして解凍した結果として「DVDFab」のインストールファイル及び「DVDFab」のプロダクトキーを不正に生成するパッチが同梱されている

次にダウンロードした「DVDFab」のクラックツールには、「DVDFab」のインストールファイル及び「DVDFab」のプロダクトキーを不正に生成するパッチが同梱されています。

「DVDFab」のクラックツールに同梱されている「DVDFab」のインストールファイルを実行して実際に当ブログ管理人のパソコン環境に「DVDFab」をインストールする

次にダウンロードした「DVDFab」のクラックツールに同梱されている「DVDFab」のインストールファイルを実行してから、「DVDFab」をパソコンにインストールします。

次にパソコンにインストールした「DVDFab」を実行してから、「DVDFab」の試用期限が認証されていないことを確認します。

「DVDFab」のクラックツールに同梱されているプロダクトキーを不正に生成するパッチを実行する

次に「DVDFab」のプロダクトキーを不正に生成するパッチを実行します。

「DVDFab」の不正なプロダクトキーの生成画面から不正プロダクトキーによる認証が開始される

次に「DVDFab」の不正なプロダクトキーが生成されてから、不正なプロダクトキーによる認証が開始されます。

当ブログ管理人のパソコン環境のプロセスを確認すると「DVDFab」のプロダクトキーを不正に生成するパッチで「BRD.dll」というファイルにより「DVDFab」の試用期限が不正な書き換えが行われている

次に「DVDFab」のプロダクトキーを不正に生成するパッチで「BRD.dll」というファイルにより、「DVDFab」の試用期限が不正に書き換えられています。

先にインストールした「DVDFab」を再度実行すると「DVDFab」の試用期限が不正に認証されている

次に再度「DVDFab」を実行してから、「DVDFab」の試用期限が認証されていることを確認します。

以上で「DVDFab」のクラックツールを実行することができました。

このように今回の投稿で記載する「DVDFab」のクラックツールに関しては、「DVDFab」をお使いのパソコンにインストールする際に設定される試用期限を意図的に書き換えるプログラムということが理解できるでしょう。

そして今回の投稿で記載する「DVDFab」のクラックツールのように、特定のプログラムを認証するための不正なプロダクトキーを生成するプログラムを「keygen」と呼びます。

この「keygen」というプログラムは、左記のプログラム自体がお使いのパソコンで使用するセキュリティソフトによって検出されることもありますが、インターネット上においては、特定のプログラムに対する不正なプロダクトキーを生成する「keygen」というプログラムを提供すると記載しながら、実際にダウンロードできるプログラムが「keygen」ではなく、お使いのパソコンに感染させるための悪意あるプログラムという例が少なくありません。

そのため、当記事を参照される皆様におかれましては、ソフトウェアをクラックするという行為の違法性を踏まえながら、クラックツールを使用する際の危険性を十分に認識していただきたいと思います。

以上がリッピングソフトにおけるクラックツールの危険性に関する記載になります。

リッピングソフトにおけるクラックツールの危険性に関する記載は以上です。

【オークションサイトにおけるクラックツールの危険性】

それでは次にオークションサイトにおけるクラックツールの危険性になります。

まずは以下の「Yahoo! オークション」に出品されているソフトウェアに関する画像を参照してください。


<「Yahoo! オークション」に出品されているソフトウェアに関する画像>

1、画像

「Yahoo! オークション」に出品されているMicrosoft Office 2016 日本語版を永続利用できるという不正プロダクトキーを販売する出品画面

2、商品の説明

閲覧頂きありがとうございます Microsoft Office 2016 日本語版の出品です。

当商品は、Microsoft社の認証済みアカウントです。 マイクロソフトサイトよりダウンロードいただきご利用いただきます。認証済みアカウントで公式サイトへサインイン後、直接ダウンロード及びインストールしていただくことでOffice2016をお使いいただくことができます。

合計10台へのインストールが可能です Microsoft Office 2016 認証済みアカウント×1 WindowsPC&Macへインストール5台 iPhone,iPad,タブレット等へインストール5台

こちらの商品は改造したプログラムを利用し技術的認証を回避するなど違法なものではありません。マイクロソフトから発行された「正規品」です。

サブスリプション形式のサービスですが、あらかじめアカウント側で永続利用が可能なように設定しております。各ソフトは、全て再インストールが可能です。 お支払いを確認後、アカウントのIDとパスワードを取引ナビにてお送りして取引完了となります。(実物の発送はありません)

万が一お送りした情報が無効な場合新しい情報を提供させていただきます。また、導入がわからない方のサポートもさせていただきます。


これは、日本最大のオークションサイトである「Yahoo! オークション」に出品されている「Microsoft Office 2016」というソフトウェアの製品ページになります。

そしてこの「Microsoft Office 2016」の製品ページに関しては、サブスクリプション方式(1)注:サブスクリプション方式とは、ソフトウェアのライセンスを買い取る方式ではなく、ソフトウェアの使用期間に応じてライセンスを借りるという方式になりますというライセンス形態でありながら、非常に低価格で「Microsoft Office 2016」を永続利用できるというプロダクトキーを販売しています。

しかしながら、このような低価格で「Microsoft Office 2016」を永続利用できるということは、通常でありえません。

そしてこのように「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアのプロダクトキーが出品されている製品ページに関しては、その多くが企業向けのプロダクトキーを格安で個人ユーザーに販売しているということがいえます。

確かにソフトウェアの企業向けのプロダクトキーは、ソフトウェアの提供元が発行する正規のプロダクトキーといえますが、企業向けのプロダクトキーを個人ユーザーに販売することは、多くのソフトウェアの提供元が定めるライセンス規約に反する行為になり、個人ユーザーが購入した企業向けのプロダクトキーで認証するソフトウェアの使用について、途中でソフトウェアが使用できなくなるという可能性があります。

そして一方、先に記載する「Yahoo! オークション」に出品されている「Microsoft Office 2016」というソフトウェアと異なりますが、「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアのプロダクトキーが出品されている製品ページに関しては、前項で記載するソフトウェアの不正なプロダクトキーを生成するプログラムを販売する例についても、少なからず存在します。

もちろん前項で記載するように、ソフトウェアの不正なプロダクトキーを生成するプログラムに関しては、プログラムの購入しない及び使用しないようにお願いいたします。

そして以上のように「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアを購入するという行為は、ユーザーが購入するソフトウェアの製品によってリスクが生じる危険性があるために、「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアを購入する場合は、以下の注意事項を心がけるようにしてください。


<「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアを購入する場合の注意事項>

1、オークションサイトで高額なソフトウェアを購入しない

2、ソフトウェアを購入する前に適正価格を把握する

3、プロダクトキーのみ販売というソフトウェアを購入しない


このように「Yahoo! オークション」等のオークションサイトでソフトウェアを購入する場合は、必ず上記の注意事項を心がけるようにお願いいたします。

以上がオークションサイトにおけるクラックツールの危険性に関する記載になります。

ソフトウェアにおけるクラックツールの危険性に関する記載は以上です。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿に興味がある方は、ぜひ一度参照してください。

それでは以上です。

脚注)「▲戻る」をクリックすると本文に戻ります[+]