ウイルスバスターから考える!オンラインショッピングにおけるセキュリティソフトの販売実態とは?

【スポンサーリンク】

皆様、こんにちは。

天気予報に関するニュースによれば、今週末も雨模様になるということです。

本日も気温が上がらないため、体調管理には十分にご注意ください。

さてそれでは今回の投稿です。

【スポンサーリンク】

はじめに

ウイルスバスター1

今回の投稿は先日に引き続き、オンラインショッピングサイト等で販売されている、セキュリティソフトに関する投稿を行ってまいりたいと思います。

オークションに出品されている「ウイルスバスタークラウド 10年間使用可能」という製品、その実態とは?

インターネットを利用する上でお使いのPCを守るために、重要なセキュリティ対策の1つであるセキュリティソフト。

前回の投稿では、ヤフーオークションに出品されている「ウイルスバスタークラウド 10年版」について、その実態を記載させていただきました。

前回の投稿以後、記事をご覧いただいた皆様から結構な反響をいただき、この場を借りて感謝させていただきます。

そこで今回の投稿では、前回の続編記事としてオークションのみならず、オンラインショッピングショッピング全体を対象としたセキュリティソフトの販売実態を考えていきたいと思います。

また販売実態の例として用いるのは、前回に引き続いてウイルスバスターです。

ウイルスバスターは日本のセキュリティソフト市場において、圧倒的な知名度及びブランドイメージを有する製品であり、日本のユーザーの中には、セキュリティソフトの総称をウイルスバスターと勘違いする方も、実際におられます。

それではウイルスバスターを例として、オンラインショッピングにおけるセキュリティソフトの販売実態に迫ってみましょう。

【スポンサーリンク】

オンラインショッピングにおけるウイルスバスターの販売形態

それではまずオンラインショッピングにおけるウイルスバスターの販売形態を考えてみましょう。

オークションサイト及びショッピングサイト等で販売される、ウイルスバスターの販売形態には主に2つに分類することができます。

以下をご覧ください。


<オンラインショッピングにおけるウイルスバスターの販売形態>

1、法人向けのウイルスバスターに関するシリアルキーの販売

ウイルスバスター0

2、ウイルスバスター国際版(海外版)

ウイルスバスター


これら2つは、実際にインターネット上のオークションサイト及びショッピングサイトにて販売されている、ウイルスバスタークラウドとなります。

価格をご覧になっていただくと、一般的に販売されているウイルスバスタークラウドの価格と比較して、明らかに格安であることがご理解いただけるでしょう。

前回の投稿でも記載しましたが、製品が販売される際には、その製品に対する適正価格というものが存在します。

その点を考慮すると、上記2つの販売形態は、明らかに適正価格を逸脱する製品ということになるわけです。

そして明らかに適正価格を逸脱する製品には、必ず格安である理由というものも存在します。

それでは上記2つの販売形態に関する詳細を考えてみましょう。

法人向けのウイルスバスターに関するシリアルキーの販売

それではまず法人向けのウイルスバスターに関するシリアルキーの販売についてご説明したいと思います。

この販売形態については前回の投稿でも記載しましたが、ウイルスバスターコーポレートエディション、つまり法人向けのウイルスバスターのシリアルキーを販売する形式となります。

例えばオークションサイトにて、明らかに適正価格を逸脱したソフトウェアのシリアルキーのみを販売するという出品形式の製品では、このウイルスバスターの販売形式のように、法人向けのライセンスを出品するという形式が該当すると思います。

つまりこの形式では、法人向けに販売されるボリュームライセンスを、どこからか入手した出品者がオークションを通じて格安で個人に転売するということですね。

1、【ボリュームライセンスとは?】

それではボリュームライセンスについて少しご説明したいと思います。

そもそもライセンスとは製品を利用する権利を意味します。

そしてライセンスを目に見える形で現したコードがシリアルキーとなるわけです。

しかし一方、個人でライセンスを購入する場合には限定的な個数を購入するのみと思いますが、企業及び団体といった組織で購入する場合には多数のライセンスを購入する必要があるケースがあると思います。

そこでライセンスの販売元では、ライセンスを企業及び団体といった組織で購入する場合、多数のライセンスを一括で格安に提供する仕組みがあります。

そしてこの仕組みこそがボリュームライセンスとなるわけです。

またボリュームライセンスの特徴としては、インストールパッケージ及びマニュアル等が付属しないという点が挙げられます。

つまりボリュームライセンスの提供は、ライセンスの販売元にとっても、手間がかからず多数のライセンスを提供することができるメリットがあるわけです。

以上のようにオークションサイトにて、なぜ明らかに適正価格を逸脱したシリアルキーのみを販売するという出品形式が存在するのかという点について、ボリュームライセンスの特徴が関連しているということをまずはご理解ください。

2、【ボリュームライセンス転売は問題なのか?】

それでは次にボリュームライセンスの転売に関する問題性について考えてみましょう。

製品(ソフトウェア)の販売元では、ボリュームライセンスの提供時にライセンス規約というものを定めています。

1例としてオークションサイトにおけるWindows OSのボリュームライセンスを転売する例を考えてみましょう。

今ではマイクロソフトの対策もあり、Windows OSのボリュームライセンスを転売する例は減少しています。

しかし例えば企業の倒産等の理由から、安く払い下げられたWindows OSのボリュームライセンスを購入し、オークションサイト等で個人に販売する例は無くなることはないでしょう。

マイクロソフトのライセンス規約では、Windows OSのボリュームライセンスについて、購入した法人が消滅するなどした場合、ボリュームライセンスについても消滅すると定めており、またボリュームライセンスを他に転売するという行為を禁止しています。

つまりボリュームライセンスを転売するという行為自体がライセンス違反になるわけです。

そしてこのような面を有する、ボリュームライセンスを個人が購入して使用した場合、どのようになるのでしょうか。

あくまで推測ですが、転売されたボリュームライセンスを個人が入手して使用した場合、販売元であるマイクロソフトが不正使用を把握した際にライセンス自体を無効化される可能性があります。

つまりWindows OS自体が使用不可能となるでしょう。

以上のようなことから、オークションサイト等で不正に転売されているボリュームライセンスを購入することは、結果として損をするのは購入ユーザーとなってしまうわけです。

なお上記の例はウイルスバスターのように、ボリュームライセンスを販売するセキュリティソフトにおいても、同様のことがいえます。

ウイルスバスターの販売元である、トレンドマイクロについても、ボリュームライセンスの転売についてはライセンス規約で禁止されているはずですから、このようなボリュームライセンスを不正使用した場合、ライセンス自体が無効化されるリスクは高いと思います。

皆様におかれましては、このようなライセンスを安いからという理由で購入するリスクを、よくご理解いただきたいと思います。

また余談となりますが、オークションサイト等で不正に転売されているボリュームライセンスについて、出品側の儲けるための手段として興味深いお話がありました。

Windows OSに関するボリュームライセンスの場合、個々のライセンスについて認証回数に限りがあるのだそうです。

そこでオークションサイト等で出品側は、同じボリュームライセンスを認証回数の上限まで、他者に販売するのだそうです。

これにより個々のライセンスを多くの方が共有するという形になり、さらに多くの利益が生じるというわけですね。

オークションサイト等で出品されている、Windows OSに関するボリュームライセンスが、購入後に途中から認証不可能になる事例を目にしますが、不正なボリュームライセンスの販売実態が浮き彫りになる話でした。

ウイルスバスター国際版(海外版)

それでは次に、ウイルスバスターに関する販売形態として、ウイルスバスター国際版(海外版)について考えてみたいと思います。

1、【ウイルスバスター国際版(海外版)とは?】

最近のオンラインショッピング市場においてはその数が減少していると考えられますが、Amazon等の一部ショッピングサイトにおいて、未だに取扱いが行われている製品がウイルスバスター国際版(海外版)です。

ウイルスバスター国際版(海外版)とはその名の通り、ウイルスバスター海外版の製品を販売する形式となります。

特に中国版のウイルスバスターが販売される例が非常に多く、製品価格も日本の同製品よりも半額以上に割安となっています。

2、【ウイルスバスター国際版(海外版)の問題点とは?】

それではウイルスバスター国際版(海外版)を使用する上での問題点とはなんでしょうか。

前項に記載したボリュームライセンスの転売とは異なり、ウイルスバスター国際版(海外版)のシリアルキーを日本で使用すること自体は特に問題はありません。

またあくまでウイルスバスター海外版の正規シリアルキーを使用するということですから、不正な(ライセンス違反に該当する)シリアルキーに該当するものでもありません。

しかし一方、ウイルスバスター海外版を使用するという点において、特に初心者ユーザーの方には問題が生じるリスクがあります。

まずウイルスバスター海外版のシリアルキーを利用するということは、ウイルスバスター日本語版において製品認証を行うことができないということ。

つまりウイルスバスターを日本語で使用するということができないということです。

そして次に、ウイルスバスターの日本語サポートを受けることができないということです。

セキュリティソフトを有料にて購入することの長所の1つは、使用する製品のサポートを受けることができる点にあります。

特に初心者ユーザーの方にとっては、サポートを受けられないという点において、ウイルスバスター海外版を使用する上でのリスクは高いと考えられるのではないでしょうか。

まとめ

さて今回の投稿は、ウイルスバスターを例として、オンラインショッピングにおけるセキュリティソフトの販売実態について記載してまいりました。

今回の投稿においては、ウイルスバスターの販売形態を例として記載してまいりましたが、左記についてはウイルスバスター以外のオンラインショッピングにおけるセキュリティソフトの販売形態についても、同様のことがいえるのではないかと思います。

確かに一部のセキュリティソフトを除く有料版セキュリティソフトについては、毎年の更新料というものが必要となり、セキュリティソフトの購入に負担を感じるということも理解できないわけではありません。

なるべく安価にてセキュリティソフトを購入しようと考えることがいけないというわけではないのです。

しかし一方、正規の製品を安く買うことと、適正価格を明らかに逸脱した価格の製品を買うということは全く異なる次元の話ではないでしょうか。

僕自身が今回の投稿を行うにあたり、ウイルスバスターを例に挙げたのには理由があります。

オンラインショッピングにて、適正価格を明らかに逸脱した価格のウイルスバスターを購入するユーザーは、ウイルスバスターという製品を購入したのではなく、ウイルスバスターという名前で購入したのではないかと考えたからです。

冒頭にも記載したように、日本においてはウイルスバスターという名称が、あたかもセキュリティソフトの総称として扱われることがあります。

つまり明らかに適正価格を逸脱した価格であったとしても、ウイルスバスターという名称が付いていれば安心という気持ちで購入するユーザーが存在するのではないかということですね。

しかしこのような購入方法は、1例として皆が所有するからという理由で、ヴィトンの財布(モノグラム)を購入することと大差はないのではないでしょうか。

つまり製品自体の本質を見極めて購入するのではなく、ただブランドイメージの名称で購入しただけということです。

しかし少なくともセキュリティソフトの購入に関しては、上記のような意識において購入するべきではありません。

ウイルスバスターを使用すれば、お使いのPCが100%安全となるわけではありませんし、セキュリティソフトの導入のみでセキュリティ対策が終わりでないことは、以前から記載している通りだからです。

誰もがウイルスバスターを使用する必要はないのです。

大切なことは各セキュリティソフトの特徴をしっかりと把握し、お使いのPCに適したセキュリティソフトを購入することと思います。

「安いものには理由がある」という言葉のように、皆様におかれましては、どうかしっかりとしたセキュリティ対策の観点から、自分に合ったセキュリティソフトを選ぶようにお願いいたします。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外のセキュリティソフトの使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下のセキュリティソフトの使い方に関連する記事のまとめを参照してください。


<セキュリティソフトの使い方に関連する記事のまとめ>

1、URL

セキュリティソフトの使い方に関連する記事のまとめ


それでは以上です。