ブラウザハイジャッカー!「hao123.com」のCMから垣間見える「Baidu(百度)」というIT企業の本質とは?

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皆様、こんばんは。

夏休み明けの9月1日は雨模様の1日となりました。

明日からはようやく晴れ間が回復するようですから、心機一転で頑張ってまいりましょう。

さてそれでは今回の投稿です。

今回の投稿は、中国系IT企業の「Baidu(百度)」が提供する「hao123.com」に関する投稿となります。

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「hao123.com」のCMが絶賛放映中!

Hao123.com_CM

以前に中国製セキュリティソフトの実力に関する検証記事を投稿した際に、僕は「セキュリティソフトを提供する中国系IT企業の信頼度がない」と記載させていただきました。

いくらソフトウェアの質が向上したとしても、ソフトウェアを提供する企業の信頼性が無ければ、ソフトウェアを実際に使用するユーザー側の信頼を得ることは難しいと考えるからです。

特に日本のPCユーザーにおける中国製ソフトウェアに対する不信感は、中国系IT企業の信頼度が低いこともあり、非常に高いものと推測されます。

そしてそれは日本法人を有し、Googleに次ぐ検索エンジンの大手サイトを所有する「Baidu」にも言えることのではないかと思います。

2013年にBaidu Antivirusというセキュリティソフトの提供を開始し、今やセキュリティ企業としての地位を有するようになったBaidu。

しかし残念ながら、Baiduという企業には、セキュリティソフト企業としての自覚というものが全くないということを理解することができる実例を目にしました。

以下のYoutubeに投稿された動画をご覧ください。


<hao123.comに関するCM動画>


上記の動画を視聴した個人的な感想としては、呆れて開いた口が塞がらないという感じでしょうか。

一方ではPCを保護するためのセキュリティソフトを提供し、また一方ではブラウザハイジャッカーと呼ばれる不要プログラムを提供するBaidu。

正直に申しまして、国際企業としての倫理というものを疑いたくなるような動画ではないかと思います。

そこで今回の投稿では、このhao123.comに関するCM動画を例に挙げながら、Baiduという企業の本質を考えてみたいと思います。

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Baiduという企業の本質

1、【hao123.comとは?】

hao123?

それではまずhao123.comに関して簡単におさらいをしてみましょう。

すでに当ブログにおいても、何度も投稿を行っているhao123.comですが、その最大の特徴は海外製フリーソフトの導入時にバンドルされている例が多く、いったん導入するとWebブラウザの設定を改ざんするという挙動です。

以下をご覧ください。


<hao123.comに関する概要>

1、導入原因

hao123(1)

hao123

この画像は特定のダウンロードサイトにおけるダウンローダープログラムにバンドルされているhao123.comの1例です。

このように海外ダウンロードサイトのダウンローダープログラムや海外製フリーソフトにhao123.comがバンドルされている例は非常に多いといえるでしょう。

2、Webブラウザ設定の改ざん

hao123(5)

hao123.comを導入してしまいますと、上記画像のような主要Webブラウザのホーム設定の改ざん、さらには検索エンジン及び新しいタブ項目等についてhao123.comのプログラムに書き換えられてしまいます。


以上がhao123.comに関する特徴となりますが、忘れてはいけない点として、かつてhao123.comはWebブラウザのショートカットを改ざんするタイプも存在したということです。(Webブラウザのショートカットを改ざんするタイプに関してはこちら

このようにhao123.comに関しては、マルウェアとまでは断定できないものの、お使いのPCに対して迷惑な挙動を引き起こすプログラムとなります。

このようなプログラムを公共の電波を通して、平然とTVコマーシャルとして放送しようとする、Baiduという企業の姿勢には甚だ疑問を感じる次第です。

2、【hao123.comに関するCM動画から垣間見えるBaiduという企業の本質】

さてそれでは次に、先に記載したhao123.comに関するCM動画の画像をご覧いtだきたいと思います。

Hao123.com_CM0

赤枠の部分に注目していただきますとわかりますが、hao123.comを検索する際に「123」という数字のみで検索することを推奨しています。

通常であれば、「hao123」ないし「hao123.com」で検索した方が自然だと思うのですが、この検索方法に何か意味があるのでしょうか…。

上記の答えは、以下の画像をご覧になるとご理解いただけると思います。


<hao123.comの検索結果に関する比較画像>

1、「123」で検索した場合

Hao123.com_CM3

拡大画像

2、「hao123.com」で検索した場合

Hao123.com_CM1

拡大画像


いかがでしょうか?

個人的には「hao123.com」で検索した場合の検索結果において、hao123.comの削除方法を記載する結果が表示されるということで、Baiduとって都合の悪い検索結果を隠したいという意図が見受けられるような気がしてなりません。

さらに以下をご覧ください。

hao123.com 削除に関する検索結果

これはhao123.comと同様に、Baiduが運営する検索サイト「百度」の検索結果となりますが、hao123.comに関する検索結果としてhao123.comの削除方法を記載する結果が除外されています。

もちろん断定することはできませんが、hao123.comに関する都合の悪い検索結果を意図的に表示しないというBaiduの思惑が透けて見えるような印象を受けます。

以上のような結果をご覧いただければ、Baiduという企業の本質が垣間見えるのではないでしょうか。

まとめ

さて今回の投稿は以上となります。

少々批判するような投稿となってしまいましたが、一方ではインターネットの脅威からPCを保護するという名目でセキュリティソフトを提供し、また一方ではユーザーの同意を得るとはいえ、hao123.comのようなプログラムをTVコマーシャルまで作成して推奨するというBaiduの姿勢を疑問に感じることは間違いありません。

hao123.comに関するTVコマーシャルの中で「ワンクリックでサイトにアクセスできる」と謳われていますが、確かにhao123.comを利用すればワンクリックで「不幸」という2文字にアクセスすることができるでしょう。

僕は中国に存在する全てのソフトウェア企業が、Baiduのような企業とは思っていません。

もちろん中国系IT企業の中にも、ユーザーのことを第1に考える、真面目な企業も存在すると考えます。

しかしBaiduのような巨大企業が今回の投稿にあるような手法で自社のソフトウェアを推奨する姿勢を見せる限り、Baiduのみならず、別の中国系IT企業の信頼性に影響を与えることも否定できないと考えます。

Baiduに関しては国際的なIT企業として、もう少し節度ある企業倫理を学んでほしいと願います。

また個人的に現時点で、hao123.comを日本のPCユーザーが利用するメリットは、全くないと考えてしまいます。

Hao123.com_CM2

この画像はhao123.comの個人情報に利用規約となりますが、いくら利用規約が設定されていたとしても、昨年末のBaidu IME 問題を見る限り、国際IT企業としての個人情報の取り扱いに対するBaiduの姿勢が十分とは思えません。

いくら提供するソフトウェアの質を高めたとしても、国際IT企業としての信頼度をしっかりと高めていかない限り、残念ながらBaiduという企業を日本ユーザーが受け入れることは困難なんかもしれません。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の不要プログラムの対策方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の不要プログラムに関連する記事のまとめを参照してください。


<不要プログラムの対策方法に関連する記事のまとめ>

1、URL

不要プログラムの対策方法に関連する記事のまとめ


それでは以上です。