「Hostsファイル」を使用して任意のWeb広告をブロックする方法について

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皆様、こんばんは。

今回の投稿は、「Windows OS」の「Hostsファイル」というシステムファイルに関する投稿となります。

それでは今回の投稿にまいりましょう。

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はじめに

さて改めまして今回の投稿は、「Windows OS」の「Hostsファイル」というシステムファイルに関する投稿になります。

当ブログにおいては、2017年2月に「Windows OS」に対応する主要なWebブラウザに「AdBlock Plus」という拡張機能をインストールすることにより、Webサイトに表示される任意のWeb広告を非表示にする方法という投稿テーマについて、記事を記載いたしました。

そして今回の投稿テーマである「Windows OS」の「Hostsファイル」というシステムファイルに関しては、「Hostsファイル」というシステムファイルに任意のWeb広告のドメインを記述することにより、Webサイトに表示される任意のWeb広告を非表示にすることができます。

そこで今回の投稿では、「Hostsファイル」を使用して任意のWeb広告をブロックする方法について、再投稿という形式で記事を記載してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

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「Hostsファイル」を使用して任意のWeb広告をブロックする方法

1、【「Hostsファイル」の概要】

それでは「Hostsファイル」を使用して任意のWeb広告をブロックする方法について記載いたします。

まずは「Hostsファイル」の概要について記載します。

「Windows OS」のシステムフォルダに格納されている「Hostsファイル」に関しては、「TCP/IP」というネットワークに対するIPアドレス及びホストコンピューター名の情報を記述するテキストファイルになります。

そしておそらく上記の「Hostsファイル」に関する説明を参照されたとしても、大半のユーザーは意味不明と感じると思いますが、「Hostsファイル」に関する説明を簡単に記載すると、あらかじめ「Hostsファイル」にユーザーがアクセスするWebサイトのドメイン及びIPアドレスを記述しておくことにより、お使いのWebブラウザがインターネットに接続する際の仕組みを省略してWebサイトにアクセスすることができるということです。

そもそも皆様がお使いのWebブラウザでインターネットに接続して任意のWebサイトにアクセスする場合は、お使いのWebブラウザが「ドメインネームシステム」と呼ばれるDNSサーバーにWebサイトのドメインを問い合わせてから、DNSサーバーがWebサイトのドメインをIPアドレスに変換して、お使いのWebブラウザに返信します。

そしてお使いのWebブラウザは、DNSサーバーから返信されたIPアドレスに基づいて、ユーザーが指定する任意のWebサイトにアクセスすることができます。

しかしながら一方「Hostsファイル」では、あらかじめ「Hostsファイル」にユーザーがアクセスするWebサイトのドメイン及びIPアドレスを記述しておくことにより、上記のようなWebブラウザのインターネット接続における仕組みを介することなく、お使いのWebブラウザでユーザーが指定する任意のWebサイトにアクセスすることができるというわけです。

そこで実際に以下の「Hostsファイル」の記述内容を参照してください。


<「Hostsファイル」の記述内容>

1、記述内容

# Copyright (c) 1993-2009 Microsoft Corp.
#
# This is a sample HOSTS file used by Microsoft TCP/IP for Windows.
#
# This file contains the mappings of IP addresses to host names. Each
# entry should be kept on an individual line. The IP address should
# be placed in the first column followed by the corresponding host name.
# The IP address and the host name should be separated by at least one
# space.
#
# Additionally, comments (such as these) may be inserted on individual
# lines or following the machine name denoted by a '#' symbol.
#
# For example:
#
#      102.54.94.97     rhino.acme.com          # source server
#       38.25.63.10     x.acme.com              # x client host

# localhost name resolution is handled within DNS itself.
#	127.0.0.1       localhost
#	::1             localhost

2、画像


以上が「Hostsファイル」の記述内容になります。

そしてお使いの「Windows OS」のメモ帳で「Hostsファイル」を開いてから、ユーザーがアクセスするWebサイトのドメイン及びIPアドレスを記述することにより、お使いのWebブラウザのインターネット接続における仕組みを介することなく、ユーザーが指定する任意のWebサイトにアクセスすることができます。

また一方「Hostsファイル」に記述内容に関しては、お使いのWebブラウザのインターネット接続における仕組みよりも、「Hostsファイル」に記述する内容が優先されるために、一例としてお使いの「Windows OS」が、かつて流行したリダイレクトウイルスのようなマルウェアに感染した場合は、「Hostsファイル」に記述内容が改竄されてから、お使いのWebブラウザでインターネットを利用する際に悪意あるWebサイトにリダイレクトされるという危険性があることも覚えておいてください。

「Hostsファイル」の概要に関する記載は以上です。

2、【Web広告のドメインを記述する】

それでは次に「Hostsファイル」にWeb広告のドメインを記述する手順について記載いたします。

まずはお使いのキーボード上の[Windows]及び[R]というキーを同時に押してから、ファイル名を指定して実行という画面を参照してください。

次に名前という欄に以下の文字列を入力してから、OKという項目をクリックします。


<文字列>

C:\Windows\System32\drivers\etc

次にお使いの「Windows OS」のシステムフォルダが表示されてから、赤線項目の「hosts」というファイルについて、お使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーしてください。

次にお使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーした「hosts」というファイルを右クリックしてから、プログラムから開くという項目をクリックします。

次にメモ帳という項目をクリックしてから、OKという項目をクリックしてください。

次に「Hostsファイル」の記述内容に関する画面が表示されます。

そこで「Hostsファイル」の記述内容に以下のWeb広告のドメインを記述してから、画面上部のファイル→上書き保存という項目順にクリックしてください。

なお今回の投稿では、「Hostsファイル」の記述内容に記載するWeb広告のドメインとして、当ブログで利用している「Google Adsense」のドメインを記載いたします。


<記述内容>

1、IPアドレス

・127.0.0.1 または 0.0.0.0

2、ドメイン

・googleads.g.doubleclick.net

3、記述する内容(1)注:IPアドレスとドメインの間には半角スペースを開けてください

・127.0.0.1 googleads.g.doubleclick.net


次に先程と同様の操作でお使いの「Windows OS」のシステムフォルダを表示してから、再度お使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーした「hosts」というファイルについて、お使いの「Windows OS」のシステムフォルダにコピーしてください。

次にお使いのWebブラウザを実行してから、当ブログにアクセスします。

以上で「Hostsファイル」にWeb広告のドメインを記述してWeb広告の表示をブロックすることができました。

「Hostsファイル」にWeb広告のドメインを記述する手順に関する記載は以上です。

3、【「Hostsファイル」の記述内容を初期化する】

それでは次に「Hostsファイル」の記述内容を初期化する手順について記載いたします。

「Hostsファイル」の記述内容を初期化する手順に関しては、前項で記載する内容と同様の操作を実行します。

まずはお使いの「Windows OS」のシステムフォルダを表示してから、「hosts」というファイルについて、お使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーしてください。

次にお使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーした「hosts」というファイルをメモ帳で開いてから、前項で記載したWeb広告のドメインの記述を削除して、「hosts」というファイルを上書き保存します。

次に再度、お使いの「Windows OS」のシステムフォルダを表示してから、お使いの「Windows OS」のデスクトップ画面にコピーした「hosts」というファイルについて、お使いの「Windows OS」のシステムフォルダにコピーしてください。

以上で「Hostsファイル」の記述内容を初期化することができました。

「Hostsファイル」の記述内容を初期化する手順に関する記載は以上です。

4、【「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイト】

それでは次に「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトについて記載いたします。

インターネット上には、当ブログと相互リンクしていただいている「フリーソフトの書架」さんを始めとして、「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトが存在します。

そこでまずは、以下の「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトの一覧を参照してください。


<「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトの一覧>

1、「フリーソフトの書架」

「フリーソフトの書架」

2、「FullMoon」

「FullMoon」

3、「コスモノーツ」

「コスモノーツ」


以上が「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトの一覧になります。

「Hostsファイル」の記述するWeb広告のドメインを参照する場合は、上記の「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトにアクセスしてください。

「Hostsファイル」の記述内容を公開するWebサイトに関する記載は以上です。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」に対応するWebブラウザの使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」に対応するWebブラウザの使い方に関連する記事のまとめを参照してください。


<「Windows OS」に対応するWebブラウザの使い方に関連する記事のまとめ>

1、URL

「Windows OS」に対応するWebブラウザの使い方に関連する記事のまとめ


それでは以上です。

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