【Adobe Flash Player】Click to Playの方式を設定する方法

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皆様、こんばんは。

今回の投稿は、「Adobe Flash Player」のClick to Playという方式に関する投稿となります。

それでは今回の投稿にまいりましょう。

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はじめに

さて改めまして今回の投稿は、「Adobe Flash Player」のClick to Playという方式に関する投稿となります。

当記事は2015年12月に流行していた「Adobe Flash Player」の脆弱性を悪用するマルウェアへの対抗策として、Click to Playと呼ばれるセキュリティ対策を記載した過去記事になります。

そして前回の投稿から6年近くの歳月が経過した現在では、「Adobe Flash Player」自体のサポートが終了して、「Adobe Flash Player」の脆弱性を悪用するマルウェアの脅威は終焉を迎えました。

しかしながら「Adobe Flash Player」の必要性が全く無くなったというわけではなく、サポートが終了した現在では「Adobe Flash Player」の旧バージョンを利用し続けるという方法もあり、引き続きClick to Playという方式について記事を残しておきたいと考えています。

ただしFirefoxやGoogle Chromeといったサードパーティ製Webブラウザでは、すでに「Adobe Flash Player」の機能を削除しているために、当記事で記載する「Adobe Flash Player」のClick to Playという方式については、Internet Explorerに対応するのみであることに注意してください。

そこで今回の投稿では、「Adobe Flash Player」のClick to Playという方式について記載してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

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「Click to Play」の概要

それでは初めにClick to Playの概要について記載いたします。

「Adobe Flash Player」のClick to Playについては、簡単に記載するとInternet Explorerでインターネット上のWebサイトにアクセスした際に、「Adobe Flash Player」によるコンテンツの自動再生や読み込みを禁止してから、ユーザーが任意に「Adobe Flash Player」の動作を許可または禁止できる方式のことを意味します。

つまり例えばInternet Explorerでインターネット上の悪意あるWebサイトにアクセスした際に、「Adobe Flash Player」が自動実行されると、その脆弱性を悪用されるリスクが高いですが、「Adobe Flash Player」の自動実行をユーザーが判断することにより、脆弱性を悪用されるリスクを軽減することができるというわけです。

Click to Playの概要に関する記載は以上です。

Click to Playを設定する手順

それでは次にClick to Playを設定する手順について記載いたします。

当記事の冒頭で記載するように「Adobe Flash Player」については、2020年にサポートを終了しており、現在「Adobe Flash Player」を使用する場合には、以下のようにInternet Explorerを使用する方法が存在しています。


<【Adobe Flash Player】サポート終了後も使い続ける方法>

1、URL

【Adobe Flash Player】サポート終了後も使い続ける方法


そのため当項目に記載する「Click to Play」を設定する手順については、Internet Explorerのみを対象にしていることをご理解ください。

そこでまずは、お使いのInternet Explorerを実行します。

Internet Explorerを実行してアドオンの管理という画面を表示する

次にInternet Explorerの画面右上に表示されているメニューアイコンをクリックしてから、アドオンの管理という項目をクリックしてください。

アドオンの管理という画面から表示という欄ですべてのアドオンという項目を選択しShockwave Flash Objectという項目をクリックして詳細情報という項目をクリックする

次にアドオンの管理という画面が表示されます。

そこでまずは、画面左の表示という欄ですべてのアドオンという項目を選択してから、Shockwave Flash Objectという項目をクリックして、さらに詳細情報という項目をクリックしてください。

詳細情報という画面からすべてのサイトの削除という項目をクリックして閉じるという項目をクリックする

次にすべてのサイトの削除という項目をクリックしてから、閉じるという項目をクリックします。

以上で「Click to Play」を設定することができました。

「Adobe Flash Player」を実行するページにアクセスしてこのWebページは~という警告画面が表示されることを確認する

次に「Adobe Flash Player」を実行するページにアクセスすると、このWebページは~という警告画面が表示されるので、許可または禁止を選択してください。

なおInternet ExplorerのClick to Playの設定については、「Adobe Flash Player」を実行するページに対して一度許可を適用すると、その後はそのページに対して自動的に許可される設定になります。

そのため一度許可した「Adobe Flash Player」を実行するページを禁止にするためには、Internet Explorerのアドオンの管理という画面から再設定するようにしてください。

Click to Playを設定する手順に関する記載は以上です。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「Adobe Flash Player」の更新情報に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Adobe Flash Player」の更新情報に関連する記事のまとめを参照してください。


<「Adobe Flash Player」の更新情報に関連する記事のまとめ>

1、URL

「Adobe Flash Player」の更新情報に関連する記事のまとめ


それ以上です。