皆様、こんばんは。
今回の投稿は、インターネット上のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報に使用されるパスワードの作り方に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
【目次】
さて改めまして今回の投稿は、インターネット上のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報に使用されるパスワードの作り方に関する投稿になります。
当記事を参照されている皆様につきましては、インターネット上のWebサイト及びSNSサイトにアカウント情報を作成される際に、どのような手段でアカウント情報のパスワードを作成されているでしょうか。
昨今インターネット上のWebサイト及びSNSサイトにおけるアカウント情報に使用されているパスワードの流出及び漏洩する事件が多発する傾向にあります。
そこで今回の投稿では、インターネット上のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報に使用されるパスワードの作り方について、記事を記載してまいりたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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安全かつ強力なパスワードの基準
1、【パスワードクラックに必要な時間】
それでは初めに安全かつ強力なパスワードの基準について記載いたします。
まずはパスワードクラックに必要な時間について記載します。
パスワードクラックという言葉は、パスワードクラッキングとも呼ばれますが、パソコンの保存データやまたは送信データからパスワードを割り出すクラッキングと呼ばれる手法の一つです。
例えばパスワードクラックの手法としては、総当たり攻撃及び辞書攻撃、リバースブルートフォース攻撃などの攻撃手法を使用して、インターネット上のWebサイト及びSNSサイトに対する不正ログインを試みます。
そこでまずは、以下のブルートフォース攻撃によるパスワードクラックに必要な時間表を参照してください。
<ブルートフォース攻撃によるパスワードクラックに必要な時間表>
1、URL
2、時間表
文字数 | 数字 | 小文字 | 小+大 | 小+大+数 | 小+大+数+記号 |
---|---|---|---|---|---|
4 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 |
5 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 |
6 | 瞬時 | 瞬時 | 瞬時 | 1秒 | 5秒 |
7 | 瞬時 | 瞬時 | 25秒 | 1分 | 6分 |
8 | 瞬時 | 5秒 | 22分 | 1時間 | 8時間 |
9 | 瞬時 | 2分 | 19時間 | 3日 | 3週間 |
10 | 瞬時 | 58分 | 1ヶ月 | 7ヶ月 | 5年 |
11 | 2秒 | 1日 | 5年 | 41年 | 500年 |
12 | 25秒 | 3週間 | 300年 | 2000年 | 34000年 |
13 | 4分 | 1年 | 16000年 | 100000年 | 2000000年 |
この表はインターネット上のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報のパスワードに対してブルートフォース攻撃によるパスワードクラックに必要な時間についてまとめたものです。
そしてこの表を参考にすることにより、アカウント情報に使用するパスワードの強度を決めるための一因となるのではないでしょうか。
ただしいかに安全で強力なパスワードを作成したとしても、パスワードの安全性に100%はないということも覚えておいてください。
パスワードクラックに必要な時間に関する記載は以上です。
2、【安全で強力なパスワードを作る際に必要なこと】
1、<文字数は12文字以上>
それでは次に安全で強力なパスワードを作る際に必要なことについて記載いたします。
まずはパスワードの文字数について記載します。
前項で記載するブルートフォース攻撃によるパスワードクラックに必要な時間表を参考にすると、パスワードの文字数については、12文字以上の長さが推奨されます。
そしてパスワードの文字数が強度に対して影響があるのかということを疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、やはりパスワードの文字数を増やすことにより、悪意ある第三者から解析されにくいパスワードにすることができます。
パスワードの文字数に関する記載は以上です。
2、<ローマ字・数字・記号を使用する>
それでは次にパスワードにローマ字・数字・記号を使用することについて記載いたします。
パスワードにローマ字・数字・記号を使用することについては、つまりパスワードの内容を類推されにくい複雑な内容にすることにより、悪意ある第三者から解析されにくい強力なパスワードを作成するという意味があります。
先に記載するブルートフォース攻撃によるパスワードクラックに必要な時間表の通り、パスワードの文字数を12文字以上してローマ字・数字・記号を使用すると、パスワードクラックされるまでの時間として34000年という時間を必要とします。
つまりパスワードの文字数を長くしてローマ字・数字・記号を使用することは、それだけパスワードの状態を強固にして複雑にすることができるというわけです。
パスワードにローマ字・数字・記号を使用することに関する記載は以上です。
3、<同じパスワードを使いまわさない>
それでは次に同じパスワードを使いまわさないことについて記載いたします。
どのような安全で強力なパスワードを作成したとしても、そのパスワードを複数のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報に使用することは、パスワードが漏洩する危険性が高くなります。
例えばあるWebサイトのアカウント情報が漏洩した際に、同じパスワードを使いまわしていると、別のWebサイトのアカウント情報にも不正ログインされる危険性があります。
日本語には昔から「手間をかける」という言葉がありますが、まさにその通りで複数のWebサイトのアカウント情報には、必ず異なるパスワードを使用するようにしてください。
同じパスワードを使いまわさないことに関する記載は以上です。
4、<数字のみ・ローマ字のみは論外>
それでは次にパスワードに数字のみ・ローマ字のみを使用することについて記載いたします。
パスワードに数字のみ・ローマ字のみを使用することついては、パスワードの内容を類推されにくい複雑な内容にすることができないために、決して悪意ある第三者から解析されにくいパスワードにすることが困難といえます。
例えば自分の誕生日や所有する車のナンバーをパスワードにすることは、パスワードを数字のみにすることであり、悪意ある第三者からも類推されやすいパスワードになるために、もちろん漏洩しやすいということになります。
またパスワードをローマ字のみである「password」や自分の名前にすることについても、第三者からも類推されやすいパスワードになるので避けるようにしてください。
パスワードに数字のみ・ローマ字のみを使用することに関する記載は以上です。
5、<パスワードを定期的に変更する>
それでは次にパスワードを定期的に変更することについて記載いたします。
悪意ある第三者から解析されにくい複雑な内容のパスワードを作成した場合でも、パスワードを定期的に変更することにより、結果的にWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報の安全性を高めることになります。
特に複数のWebサイトのアカウント情報を所有する方には手間だと思いますが、可能であればパスワードを定期的に変更するようにしてください。
パスワードを定期的に変更することに関する記載は以上です。
6、<パスワードは暗号化して保存する>
それでは次にパスワードは暗号化して保存することについて記載いたします。
現在のインターネット上のWebサイト及びSNSサイトでは、Webサイト側に保存されるアカウント情報について、必ず暗号化やハッシュ化された状態で保存されています。
そしてインターネット上のWebサイト及びSNSサイトを利用するユーザーについても、パスワードを含むアカウント情報をパソコンなどの通信機器に保存する場合には、必ずパスワードを含むアカウント情報を暗号化して保存することをお勧めします。
なお現在の有料版セキュリティソフトについては、パスワードを含むアカウント情報を暗号化して安全に保存できる機能も備えているために、特に数のWebサイトのアカウント情報を所有する方には、有料版セキュリティソフトを購入するようにしてください。
安全かつ強力なパスワードの基準に関する記載は以上です。
安全かつ強力なパスワードを作成することができるWebサイト
1、【「LUFTTOOLS」】
それでは次に安全かつ強力なパスワードを作成することができるWebサイトについて記載いたします。
まずは「LUFTTOOLS」というWebサイトについて記載します。
安全かつ強力なパスワードの作り方としては、様々な手段が存在するようですが、パスワードを作成することができるWebサイトを利用することにより、複数の安全かつ強力なパスワードを簡単に作成することができます。
そこで以下の「LUFTTOOLS」というWebサイトを参照してください。
<「LUFTTOOLS」>
1、URL
2、画像
3、機能
文字数 | ローマ字・数字・記号 | パスワード作成数 |
---|---|---|
2~40文字 | 対応 | 1000 |
このように「LUFTTOOLS」については、パスワードの文字数を最大40文字に対応して、ローマ字・数字・記号を含める強力なパスワードを最大1000個作成することができるWebサイトになります。
そして「LUFTTOOLS」には、あらかじめパスワードを作成する際の強度として、カスタム及び強力、最強という項目が用意されており、ユーザーの目的に合わせたパスワードを作成することができます。
「LUFTTOOLS」というWebサイトに関する記載は以上です。
2、【「rakko.tools」】
それでは次に「rakko.tools」というWebサイトについて記載いたします。
まずは以下の「rakko.tools」というWebサイトを参照してください。
<「rakko.tools」>
1、URL
2、画像
3、機能
文字数 | ローマ字・数字・記号 | パスワード作成数 |
---|---|---|
8~50文字 | 対応 | 100 |
このように「rakko.tools」については、パスワードの文字数を最大50文字に対応して、ローマ字・数字・記号を含める強力なパスワードを最大100個作成することができるWebサイトになります。
また「rakko.tools」を「LUFTTOOLS」を比較する場合には、「LUFTTOOLS」よりも機能的に簡素なWebサイトになりますが、パスワードの文字数を一層長くして作成する際は、「LUFTTOOLS」よりも簡単でわかりやすいということがいえるでしょう。
安全かつ強力なパスワードを作成することができるWebサイトに関する記載は以上です。
メールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法
それでは次にメールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法について記載いたします。
インターネット上のWebサイト及びSNSサイトのアカウント情報に使用されるメールアドレス及びパスワードが悪意ある第三者に漏洩していないかということを確認することも、パスワードを含むアカウント情報を守るうえでの大切な手段の一つです。
そのためメールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法の詳細を把握する場合には、以下のメールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法に関する過去記事を参照してください。
<メールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法に関する過去記事>
1、URL
メールアドレス及びパスワードの漏洩を確認する方法に関する記載は以上です。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外のセキュリティソフトの使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下のセキュリティソフトの使い方に関連する記事のまとめを参照してください。
<セキュリティソフトの使い方に関連する記事のまとめ>
1、URL
それでは以上です。