「Windows Defender」に関するスキャン項目をコンテキストメニューに追加する方法

【スポンサーリンク】

カテゴリー別人気記事

皆様、こんばんは。

いよいよ季節は9月となり、秋の色合いが濃くなってまいりました。

それでは今回の投稿にまいりましょう。

【スポンサーリンク】

はじめに

さて当ブログでは先日の記事において、以下の「Windows Defender」に関する記事を投稿させていただきました。


<「Windows 10」における「Windows Defender」の使用手順について>

1、URL

「Windows 10」における「Windows Defender」の使用手順について


今回の投稿は、上記の記事に記載していない「Windows Defender」の使用手順として、「Windows Defender」に関するスキャン項目をコンテキストメニューに追加する手順について記載してまいりたいと思います。

「Windows Defender」に関しては、上記の記事内でも記載したように、Windows 8/8.1から包括的なマルウェア保護対策機能を内包したアンチウイルスソフトへと進化しました。

しかしWindows 8/8.1以後のWindows OSに実装されている「Windows Defender」には、ファイル及びフォルダ等を右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目が表示されません。

そこで「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を表示する方法に関して、インターネット上で検索したところ、以下のような記事を拝見しました。

コンテキスト・メニューに「Windows Defenderでスキャンします」を追加する


<引用>


上記の記事によると、上記画像のレジストリキーを追加することで、ファイル及びフォルダ等を右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を表示することができるということでした。

そのため今回の投稿では、レジストリを編集することで、ファイル及びフォルダ等を右クリックした際に表示されるコンテキストメニューに「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を追加する手順を記載していきたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

【スポンサーリンク】

「Windows Defender」に関するスキャン項目をコンテキストメニューに追加する手順

1、【スキャン項目の追加】

それでは「Windows Defender」に関するスキャン項目をコンテキストメニューに追加する手順について記載いたします。

なお今回の投稿に関しては、Windows 8/8.1以後のWindows OSを対象としていることをご了承ください。

それではまずスタートボタンを右クリックして、コマンドプロンプト(管理者)を選択します。

次にコマンドプロンプトの黒い画面が表示されましたら、以下の文字列を画面にコピーしてください。


<文字列>

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\WindowsDefender” /v “MUIVerb” /d “Windows Defenderでスキャンを実行する” /t REG_SZ /f

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\WindowsDefender” /v “Icon” /d “%ProgramFiles%\\Windows Defender\\EppManifest.dll” /t REG_SZ /f

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\WindowsDefender\Command” /ve /d “\”C:\Program Files\Windows Defender\MpCmdRun.exe\” -scan -scantype 3 -SignatureUpdate -File \”^%1\”” /t REG_SZ /f

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\WindowsDefender” /v “MUIVerb” /d “Windows Defenderでスキャンを実行する” /t REG_SZ /f

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\WindowsDefender” /v “Icon” /d “%ProgramFiles%\\Windows Defender\\EppManifest.dll” /t REG_SZ /f

reg add “HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\WindowsDefender\Command” /ve /d “\”C:\Program Files\Windows Defender\MpCmdRun.exe\” -scan -scantype 3 -SignatureUpdate -File \”^%1\”” /t REG_SZ /f


次に画面に文字列をコピーしましたら、さらに[Enter]キーを押します。

最後に画面右上の×ボタンをクリックして、コマンドプロンプトの黒い画面を閉じてください。

以上で「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を表示することができるようになりました。

最後にコンテキストメニューを表示して、「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目が表示されていることを確認してください。

2、【スキャン項目の削除】

それでは次にWindows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を削除する手順について記載いたします。

まずは前項と同様にスタートボタンを右クリックして、コマンドプロンプト(管理者)を選択してください。

次にコマンドプロンプトの黒い画面が表示されましたら、以下の文字列を画面にコピーします。


<文字列>

reg delete “HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\WindowsDefender”

reg delete “HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\WindowsDefender”


次に画面に文字列をコピーしましたら、さらに[Enter]キーを押してください。

次にレジストリキーを削除するために[Y]キーを押して、さらに[Enter]キーを押します。

次に画面に文字列をコピーしましたら、さらに[Enter]キーを押してください。

次にレジストリキーを削除するために[Y]キーを押して、さらに[Enter]キーを押します。

最後に画面右上の×ボタンをクリックして、コマンドプロンプトの黒い画面を閉じてください。

以上で「Windows Defender」のカスタムスキャンに関する項目を削除することができました。

「Windows Defender」に関するスキャン項目をコンテキストメニューに追加する手順についての記載は以上です。

謝辞

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「Windows 10」の使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめを参照してください。


<「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめ>

1、URL

「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめ


それでは以上です。