皆様、こんばんは。
今回の投稿は、2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて改めまして今回の投稿は、2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿になります。
2022年3月8日(1)日本時間:2022年3月9日に、2022年3月度「Windows Update」の更新プログラムが公開されました。
そこで今回の投稿では、2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報という投稿テーマについて、記事を記載してまいりたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報
それでは初めに2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報について記載いたします。
まずは以下のマイクロソフト公式ブログに投稿されている「Windows Update」の更新プログラム情報の過去記事を参照してください。
<マイクロソフト公式ブログ>
1、URL
・2022 年 3 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
2、セキュリティ更新プログラム及びセキュリティアドバイザリに関する主な注意点
・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-21990 (リモート デスクトップ クライアント) 、CVE-2022-24459 (Windows Fax とスキャン サービス)、CVE-2022-24512 (.NET と Visual Studio)は、セキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことを確認しています。なお、この脆弱性の悪用は、セキュリティ更新プログラムの公開時点では確認されていません。
・今月は、Azure Site Recovery における脆弱性を複数件修正しています。これらの脆弱性は、Azure Site Recoveryで、VMware から Azure へのディザスター リカバリーを利用している場合に影響を受けます。Azure Site Recoveryをご利用のお客様は、Azure Site Recoveryのオンプレミスのコンポーネントを更新するために、更新プログラムを適用する必要があります。手順 (Azure Site Recovery – K5011122 の更新プログラムのロールアップ 60) に従ってバージョン 9.47 に更新してください。
・今月は、Microsoft Exchange における脆弱性を2件修正しています。Microsoft Exchange をご利用のお客様は、早期にセキュリティ更新プログラムを適用してください。更新プログラムの詳細は、Microsoft Exchange チームのブログ Released: March 2022 Exchange Server Security Updatesを参照してください。
・Microsoft Defender for Endpoint の脆弱性 CVE-2022-23278 の詳細については、ブログ CVE-2022-23278 Microsoft Defender for Endpointのなりますましの脆弱性に関するガイダンス を公開しています。
・2022年3月のセキュリティ更新プログラムを展開する際のガイダンスは、2022 年 3 月のセキュリティ更新プログラムの展開に関するサポート技術情報 も併せてご参照ください。
セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2022年 3 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。
3、2022 年 3 月のセキュリティ更新プログラム一覧
製品ファミリー | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ | 最大影響度 | 最大深刻度 |
---|---|---|---|
Windows 11 | 5011493 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows 10 v21H1, v20H2, v2004, v1909 | Windows 10 21H2 , 21H1 ,20H2 5011487 Windows 10 1909 ,5011485 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Windows 8.1 | Windows 8.1, Windows Server 2012 R2 : Monthly Rollup:5011564 Security Only: 5011560 Windows Server 2012: Monthly Rollup: 5011535 Security Only :5011527 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Microsoft Office | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates 参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Microsoft Visual Studio | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/visualstudio を参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Microsoft .NET | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Microsoft Defender | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
Remote Desktop client for Windows Desktop | セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参考にしてください。 | リモートでコードが実行される | 重要 |
4、既存の脆弱性情報の更新
・CVE-2021-36927 Windows デジタル TV チューナー デバイス登録アプリケーションの特権の昇格の脆弱性
CVE-2021-36927 に包括的に対処するために、マイクロソフトは、影響を受けるすべてのバージョンの Microsoft Windows 用に 2022 年 3 月のセキュリティ更新プログラムをリリースしました。この脆弱性から完全に保護するために、この更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。システムが自動更新を受信するように構成されているお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。
・CVE-2021-3711 OpenSSL: SM2 Decryption Buffer Overflow
「セキュリティ更新プログラム」一覧に Visual Studio 2022 Version 17.0 および Visual Studio 2022 Version 17.1 を追加しました。いずれかのバージョンの Visual Studio 2022 を実行している場合は、この脆弱性から保護するために、2022 年 3 月のセキュリティ更新プログラムをインストールする必要があります。
・CVE-2022-21957 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のリモートでコードが実行される脆弱性
Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) バージョン 8.2 および Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) バージョン 9.1 のセキュリティ更新プログラムはすぐには入手できません。これらの更新プログラムはできるだけ早くリリースされる予定です。更新プログラムがリリースされた場合は、この CVE 情報を改訂して通知されます。
5、既存のセキュリティ アドバイザリの更新
・ADV990001 最新のサービス スタック更新プログラム
新しいバージョンのサービス スタック更新プログラムが入手可能であることをお知らせするために、アドバイザリが更新されました。詳細については、FAQ を参照してください
6、補足情報
・最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
・Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択してご確認ください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。
各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。
・最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)、API へのアクセス、HTML ファイルの出力、Excel へのエクスポート、CVE リストの取得、KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。
・セキュリティ更新プログラム ガイド に更新があった場合の通知を受け取る仕組みの実装が予定されています。詳しくは、 ブログ “Coming Soon: A Brand-New Notification System!” をご参照ください。
・次回のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2022 年 4 月 12 日 (日本時間) を予定しています。詳しくは、年間スケジュールを参照してください。
以上が2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報になります。
そして2022年3月度「Windows Update」の更新プログラムに関しては、更新プログラムの最大深刻度として、「重要」という深刻度が8件という更新プログラム数になっています。
そのため当記事を参照される皆様におかれましては、お使いの「Windows OS」のバージョンに合致する2022年3月度「Windows Update」の更新プログラムを必ず適用していただけるようにお願いします。
2022年3月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する記載は以上です。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
・「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ
それでは以上です。