2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報

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皆様、こんばんは。

今回の投稿は、2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿となります。

それでは今回の投稿にまいりましょう。

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はじめに

さて改めまして今回の投稿は、2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿になります。

2022年8月9日(1)日本時間:2022年8月10日に、2022年8月度「Windows Update」の更新プログラムが公開されました。

そこで今回の投稿では、2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報という投稿テーマについて、記事を記載してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

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2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報

それでは初めに2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報について記載いたします。

まずは以下のマイクロソフト公式ブログに投稿されている「Windows Update」の更新プログラム情報の過去記事を参照してください。


<マイクロソフト公式ブログ>

1、URL

2022 年 8 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

2、セキュリティ更新プログラム及びセキュリティアドバイザリに関する主な注意点

・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-34713 Microsoft Windows Support Diagnostic Tool (MSDT) のリモートでコードが実行される脆弱性は、既に脆弱性の悪用が行われていることを確認しています。また、この脆弱性については、セキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことを確認しています。お客様においては、早急に、更新プログラムの適用を行ってください。詳細は、CVE-2022-34713 を参照してください。

・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-30134 Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性 は、セキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことを確認しています。なお、この脆弱性の悪用は、セキュリティ更新プログラムの公開時点では確認されていません。詳細は、CVE-2022-30134 および Released: August 2022 Exchange Server Security Updates を確認してください。

・今月の Microsoft Exchange Server のいくつかの脆弱性から完全にシステムを保護するためには、Exchange サーバーに 2022 年 8 月の更新プログラムを適用後、 Windows Extended protection を有効化する必要があります。詳細は、Released: August 2022 Exchange Server Security Updates および Exchange Server Support for Windows Extended Protectionを参照してください。

・CVE-2022-34715 (ネットワーク ファイル システム)、CVE-2022-30133(Windows Point-to-Point プロトコル) は、CVSS 基本値が9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。これらの脆弱性が存在する製品、および悪用が可能となる条件については、各CVEのページの「よく寄せられる質問」 を参照してください。セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも前に、脆弱性の情報の一般への公開、脆弱性の悪用はありませんが、脆弱性の特性を鑑み、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨しています。

・CVE-2022-34301、CVE-2022-34302 および CVE-2022-34303 はSecure Boot に関する脆弱性です。これらの脆弱性は、第三者機関によって採番された脆弱性ですが、マイクロソフトが提供する更新プログラムを適用しセキュアブートのコンポーネントを更新する必要があります。Windows Update の自動更新が有効になっている組織では、自動で更新が行われるため、追加の操作は不要です。更新管理を組織で行っている場合および更新を手動で行っている組織では、更新プログラムの適用順序にご留意ください。詳細は、各 CVE 情報を参照してください。

・2021 年 7 月 13 日に公開した更新プログラムに含まれる CVE-2021-33764 のためのセキュリティ強化に関する一時的な軽減策は、今月の月例更新プログラムを適用することで、使用できなくなります。Smartcard 認証プリンターとスキャナーは、Active Directory ドメイン コントローラーにこれらの更新プログラムまたはそれ以降をインストールした後、CVE-2021-33764 に必要な RFC 4556 仕様のセクション 3.2.1 に準拠している必要があります。詳細については、KB5005408: スマート カード認証によって印刷およびスキャンエラーが発生する可能性がある を参照ください。

・セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2022 年 8 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。

3、2022 年 8 月のセキュリティ更新プログラム一覧

製品ファミリー関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ最大影響度最大深刻度
Windows 115016629リモートでコードが実行される緊急
Windows 10 v21H2, v21H1 および v20H25016616リモートでコードが実行される緊急
Windows 8.1Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Monthly Rollup 5016681 Security Only 5016683
リモートでコードが実行される緊急
Microsoft Officeセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates 参考にしてください。リモートでコードが実行される重要
Microsoft .NETセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。なりすまし重要

4、既存の脆弱性情報の更新

CVE変更内容
CVE-2022-30130本脆弱性に包括的に対処するため、マイクロソフトは、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 にインストールされている .NET Framework 3.5 用の月例ロールアップ KB5016268 を公開しました。マイクロソフトでは、本脆弱性を完全に防御するために、本アップデートをインストールすることを強く推奨しています。自動更新を受け取るように設定されているお客様は、これ以上対応する必要はありません。
CVE-2022-26832本脆弱性に包括的に対処するため、マイクロソフトは、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 にインストールされている .NET Framework 3.5 用の月例ロールアップ KB5016268 を公開しました。マイクロソフトでは、本脆弱性を完全に防御するために、本アップデートをインストールすることを強く推奨しています。自動更新を受け取るように設定されているお客様は、これ以上対応する必要はありません。

5、既存のセキュリティ アドバイザリの更新

・ADV990001 最新のサービス スタック更新プログラム
新しいバージョンのサービス スタック更新プログラムが入手可能であることをお知らせするために、アドバイザリが更新されました。詳細については、FAQ を参照してください。

・ADV200011 GRUB でのセキュリティ機能のバイパスに対処するためのマイクロソフト ガイダンス
マイクロソフトは、このアドバイザリで説明されている Secure Boot DBX の脆弱性に対処するために、スタンドアロン セキュリティ更新プログラム 5012170を更新しました。マイクロソフトは、この脆弱性から完全に保護するために、この更新プログラムをインストールすることを強くお勧めします。自動更新を受信するようにシステムが構成されているお客様は、これ以上のアクションを実行する必要はありません。詳細については、このアドバイザリの FAQ セクションと KB5012170 を参照してください。

6、補足情報

・最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。

・Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択してご確認ください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。

・各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。

・最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)、API へのアクセス、HTML ファイルの出力、Excel へのエクスポート、CVE リストの取得、KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。

・セキュリティ更新プログラム ガイド に更新があった場合の通知を受け取る仕組みの実装が予定されています。詳しくは、 ブログ “Coming Soon: A Brand-New Notification System!” をご参照ください。


以上が2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報になります。

そして当月の「Windows Update」の更新プログラムについては、更新プログラムの最大深刻度として、「緊急」という深刻度が3件及び「重要」という深刻度が2件という更新プログラム数になっています。

そのため当記事を参照される皆様におかれましては、お使いの「Windows OS」のバージョンに合致する2022年8月度「Windows Update」の更新プログラムを必ず適用していただけるようにお願いします。

2022年8月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する記載は以上です。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめを参照してください。


<「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ>

1、URL

「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ


それでは以上です。

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