皆様、こんばんは。
今回の投稿は、2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿となります。
それでは今回の投稿にまいりましょう。
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はじめに
さて改めまして今回の投稿は、2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する投稿になります。
2025年8月12日(1)日本時間:2025年8月13日に、2025年9月度「Windows Update」の更新プログラムが公開されました。
そこで今回の投稿では、2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報という投稿テーマについて、記事を記載してまいりたいと思います。
それでは本題に入りましょう。
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2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報
それでは初めに2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報について記載いたします。
まずは以下のマイクロソフト公式ブログに投稿されている「Windows Update」の更新プログラム情報の過去記事を参照してください。
<マイクロソフト公式ブログ>
1、URL
・2025 年 9 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
2、セキュリティ更新プログラム及びセキュリティアドバイザリに関する主な注意点
・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、以下の脆弱性は更新プログラムが公開されるよりも前に詳細が一般へ公開されていることを確認しています。お客様においては、更新プログラムの適用を早急に行ってください。脆弱性の詳細は、各 CVE のページを参照してください。
- CVE-2025-55234 Windows SMB の特権昇格の脆弱性
- CVE-2024-21907 VulnCheck: CVE-2024-21907 Newtonsoft.Json での例外的な状態の不適切な処理
・今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2025-55232 Microsoft のハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) パックのリモートでコードが実行される脆弱性は、CVSS 基本値が 9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。これらの脆弱性が存在する製品、および悪用が可能となる条件については、各CVEのページの「よく寄せられる質問」 を参照してください。セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも前に、脆弱性の情報の一般への公開、脆弱性の悪用はありませんが、脆弱性の特性を鑑み、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨しています。
・今月のセキュリティ更新プログラムを適用すると、KB5014754: Windows ドメイン コントローラーでの証明書ベースの認証の変更 が完全適用モードに移行し、StrongCertificateBindingEnforcement レジストリ キーがサポートされなくなります。StrongCertificateBindingEnforcement レジストリ キーを利用している環境は、事前に検証を行った上で更新プログラムを適用してください。
・今月のセキュリティ更新プログラムを適用すると、Windows Server 2025 および Windows 11 バージョン 24H2 において、Kerberos から DES (Data Encryption Standard) 暗号アルゴリズムが削除されます。DES を使用しているアプリケーションを利用している場合は、より強力な暗号を使用するように再構成することを推奨します。詳細は、Removal of DES in Kerberos for Windows Server and Client を参照してください。
・セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2025 年 9 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。
3、2025 年 9 月のセキュリティ更新プログラム一覧
製品ファミリー | 関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ | 最大影響度 | 最大深刻度 |
---|---|---|---|
Windows 11 v24H2, v23H2 | v24H2 5065426 v24H2 Hotpatch 5065474v23H2 5065431 | リモートでコードの実行が可能 | 緊急 |
Windows 10 | 5065429 | リモートでコードの実行が可能 | 緊急 |
Microsoft Office | https://learn.microsoft.com/officeupdates | リモートでコードの実行が可能 | 緊急 |
Microsoft SharePoint | https://learn.microsoft.com/officeupdates/sharepoint-updates | リモートでコードの実行が可能 | 緊急 |
Microsoft Azure | https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure | リモートでコードの実行が可能 | 緊急 |
4、既存の脆弱性情報の更新
CVE | 変更内容 |
---|---|
CVE-2025-53773 | GitHub Copilot と Visual Studio のリモートでコードが実行される脆弱性 |
CVE-2025-21293 | Active Directory ドメイン サービスの特権昇格の脆弱性 |
CVE-2025-29954 | Windows Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) のサービス拒否の脆弱性 |
CVE-2025-48807 | Windows Hyper-V のリモート コード実行の脆弱性 |
5、新規セキュリティ アドバイザリの公開
ADV | 変更内容 |
---|---|
今月、新たに公開したセキュリティ アドバイザリはありません。 |
6、既存のセキュリティ アドバイザリの更新
ADV | 変更内容 |
---|---|
ADV990001 | 最新のサービス スタック更新プログラム |
以上が2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報になります。
そして当月の「Windows Update」の更新プログラムについては、更新プログラムの最大深刻度として、「緊急」という深刻度が5件及び「重要」という深刻度が0件という更新プログラム数になっています。
そのため当記事を参照される皆様におかれましては、お使いの「Windows OS」のバージョンに合致する2025年9月度「Windows Update」の更新プログラムを必ず適用していただけるようにお願いします。
2025年9月度「Windows Update」の更新プログラム情報に関する記載は以上です。
あとがき
さて今回の投稿は以上となります。
今回の投稿で記載する記事以外の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめを参照してください。
<「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ>
1、URL
・「Windows OS」の「Windows Update」を設定する方法に関連する記事のまとめ
それでは以上です。